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  • 2007.07.28 Saturday
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演出ノート 映像監督はおもしろい


ロケ風景・・・モニターチエックで忙しい

制作・演出 松本こうどう

ドラマ仕立ての映像撮影を行った。ある会社がインターネットや求人応募者に公開するプロモーションビデオ映像の監督をやったのである。

テレビ番組の最小単位の70秒の構成でドラマ1作品を撮影する。言うなれば30秒CM2本分くらいで表現するミニ・プロモーションビデオの制作である。ちょっと常識破りだが、これがおもしろい。出演者もその会社のイチ押しの美男美女の方々であったが、そこは構成と演出、そして編集によってとてもシロウト出演とは思えない作品に仕上げた。映像クオリティもテレビのオンエアにも対応できる質にした。

15秒や30秒の骨組みで最低限の表現をするCMより、少し長い70秒で情報を構成する。それをドラマ仕立てに制作・演出する。短いだけに監督のセンスが問われるし、編集も難しい。それを監督として台本作りからすべて自分で行なうのである。編集作業も私の指示で進める。

業務用ビデオ制作をやっている制作会社などでは、商品販売促進ビデオや企業紹介ビデオ、教育研修ビデオなどを良く硬い感じで作っている。結婚式の撮影ビデオでも同じであるが、無難なアングルや手法とカット割りで当たり障りのない作品に仕上げている。情報はしっかりと映像に入っているかも知れないが、やはりこれらの作風では私はおもしろさに欠けると思う。

こういった映像は良く展示会で各企業のブースで流されている。中には15分とか30分の長さでしっかりと企業情報を流している映像もある。出来る限りの情報をより多く映像に入れたい企業側の気持ちも良くわかるが、いくら情報が多くても観てもらえなければ意味がない。また、情報が多いと観る者は意外と本当に言いたいことのイメージがつかめないものである。よくあるチラシの様に、文章などによる情報が多すぎて読んでもらえないか、あるいはアピールしたいポイントがわかりにくいのと同じである。やはり、「見てもらう」のではなく、「観てもらう」ためには工夫が必要である。

出来るなら企業や店舗のプロモーションビデオもCM風ドラマや深夜の情報番組風にもっとおもしろく観てもらえるように作りたい。非日常的な視点から演出をして観るものに芸術的にイメージが伝わる作品としてみたい。観るものが飽きない5分枠(1分30秒から2分45秒くらいの作品、インターネット配信なら70秒までが良い)で、その企業のアピールしたいイメージをテレビのドラマか情報番組と同じように表現するのである。

例えば、ミュージシャンのプロモーションビデオならライブのシーンや楽屋の風景を入れた映像の連続だけでは芸がない。思い切ってこれらのシーンは一切やめて、ロケ撮影で街並みを見ながら曲に対する自分の思いを述べたり、ライブハウスの前をどこかに向かって歩いたりするカットの間に、自分で自分のイメージを演じるイメージドラマのシーンを自分の曲をバックに流して織り込む映像なんかどうであろうか。

企業の紹介ビデオなら、企業理念や商品紹介などを映像とナレーションで作るのではなく、例えばグルメ番組のように行きつけの店を紹介しながら、自社の製品やサービスをレポーターとの対談で語る演出で、社長や社員の人柄を表したらどうであろうか。

結婚紹介所やウエディング会社などでは、どうしても男女の出会いや綺麗な女性の美しいイメージ映像などがメインであるが、ここは思い切って都会の喧騒に疲れたサラリーマン風の男や普通のOLを単独主人公にして「出会いのない」イメージドラマを淡々と描いてみて最後に印象的に会社のロゴを出して、逆に「出会い」のイメージを演出してみたらどであろうか。

そんなCMやドラマ風の映像を、一般的な制作会社や広告代理店の制作費より安い費用で制作されたい方は是非とも私に相談してほしい。もちろん、撮影ははテレビ番組を撮っているカメラマンが番組で使う業務用の撮影機材を使って行なう。

やはり、こういう映像制作の監督は楽しい。監督業をやる者は職人であり、芸術家でなくてはならない。もっとこういう作品を作りたい。

コピーライト2006 松本こうどう

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  • 2007.07.28 Saturday
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